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社会人ゲーマーが気になったゲーム情報・ニュースを速報で配信するブログです。基本ゲーム情報を速報しますが、アニメ・漫画等も紹介していきます。

コンシューマー


 PLAYISMは配信番組「PLAYISM Games Show」にて、おビンタ対戦ゲーム『薔薇と椿 ~お豪華絢爛版~』Nintendo Switch版を9月19日リリースすると発表した。9月10日(月)0時から任天堂ショップにて販売が開始される。価格は1650円、事前予約で10%オフの1485円となる。

『薔薇と椿 ~お豪華絢爛版~』がNintendo Switchで9月19日から発売決定_001

『薔薇と椿 ~お豪華絢爛版~』がNintendo Switchで9月19日から発売決定_002

 本作は華族、椿小路家の一癖も二癖もある一員となり、ビンタ決闘で物語を進めていくというNIGORO開発のアクションゲームビンタのみで戦う作品ということでカルト的な人気を誇ってきた作品で、先日から2023年夏のリリースが予告されていたNintendo Switch版の発売日が今回ようやく発表された。

 Nintendo Switch版ではシリーズ初実装となるローカル対戦モードを搭載。Joy-Conの左右を使い分けるおすそわけプレイにも対応している。

※画像はすべて配信中の映像からキャプチャしたものです。

『薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜』公式サイトはこちらYouTube | 「PLAYISM Game Show 2023.9.10」はこちら


(出典 news.nicovideo.jp)


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 サン電子株式会社ブランド名:サンソフト)は9月1日(金)、同社が発売を予定しているゲームの最新情報を提供するライブ配信「SUNSOFT is back! 3」のなかで、ローグライクアクションゲームいっき団結』のNintendo Switch版を2023年度内に発売すると発表した。本作の価格に関しては、記事執筆時点では未定となっている。

サンソフトのローグライクアクションゲーム『いっき団結』Nintendo Switch版が発売決定。PC版とのクロスプレイ対応_001
(画像はSUNSOFT is back! 3|Youtubeより)

 『いっき団結』はサンソフトが開発し、2023年2月に発売した作品である。対応プラットフォームはPC(Steam)。作中でプレイヤーは年貢の取り立てに苦しむキャラクターを操作し、一揆を起こして米を取り戻すため代官屋敷を目指す。

サンソフトのローグライクアクションゲーム『いっき団結』Nintendo Switch版が発売決定。PC版とのクロスプレイ対応_002
(画像は公式いっき団結プロモーションMovie|Youtubeより)

 Steamストアページの記載によると、本作のもととなったゲームいっき』はユーザーから「一揆はひとりやふたりでするものではない」といじられていたとのこと。そういったユーザーの声を反映した結果か、本作ではオンラインでの協力プレイに対応し、最大16人という数の力で悪代官との戦いに挑むことができるようだ。

サンソフトのローグライクアクションゲーム『いっき団結』Nintendo Switch版が発売決定。PC版とのクロスプレイ対応_003
(画像は『いっき団結』Steamストアページより)

 今回の発表によると、Nintendo Switch版『いっき団結』でも同様に最大16人のオンラインマルチプレイが可能となっており、またPC版とのクロスプレイにも対応する予定だという。

サンソフトのローグライクアクションゲーム『いっき団結』Nintendo Switch版が発売決定。PC版とのクロスプレイ対応_004
(画像はSUNSOFT is back! 3|Youtubeより)

 今回の発表によると、本作のNintendo Switch版は現在も開発が進行中であり、配信のMCを務める公式Vtuberサンソフト之介氏も「できるだけはやく出したい」と語っていた。本作に興味のある方はサンソフト公式サイト定期的チェックや、公式X(旧称Twitter)アカウントのフォローなどをして続報を待ってみてはいかがだろうか。

サンソフト公式サイトはこちらサンソフト公式X(Twitter)アカウントはこちら『いっき団結』Steamストアページはこちら


(出典 news.nicovideo.jp)


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 株式会社グッド・フィール『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』(以下、豆狸のバケル)を11月30日(木)に発売すると発表した。

 『豆狸のバケル』は人に化けたタヌキの少年・バケルが、日本全国で悪事をはたらく「お祭り軍団」に“太鼓”のアクションで立ち向かう和風の3Dアクションゲーム。“桃太郎”や“金太郎”といったおとぎ話の英雄に化けて特殊なアクションを行ったり、巨大ロボット同士でのバトルも用意されているという。

 開発元のグッド・フィールは『がんばれゴエモンシリーズの元開発スタッフが中心となって立ち上げたスタジオであり、2023年6月にNintendo Directで本作が発表された際にはその点も話題を呼んだ。

 このたび公開された第1弾トレーラーでは「オラクル祭太郎」や「キンタロウ」とのバトルの模様をはじめ、47都道府県を渡り歩いていくゲームプレイの様子が映し出された。兵庫のステージでは横スクロール、高知ではフライトシューティング、三重ではレースゲームのような画面になっており、多彩な遊びを楽しめそうだ。

 また小さくなって穴をくぐったり、パワーシューティングテクニックといったタイプを切り替える“変化”。さらに巨大ロボの大迫力バトルの模様も見られ、バラエティ豊かな内容となることが想像できる。

『豆狸のバケル』11月30日に発売決定1

 『豆狸のバケル』はNintendo Switch向けに11月30日(木)の発売を予定している。本作の詳細については、以下のリリースや公式サイト、公式X(旧Twitterアカウントなども参照されたい。

『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』公式サイトはこちら『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』公式X(旧Twitter)アカウントはこちら

プレスリリースの全文は以下のとおり。


株式会社グッド・フィールの新作家庭用ゲーム「御伽活劇豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~」発売日決定!

株式会社グッド・フィール新作アクションゲーム『御伽活劇(おとぎかつげき)豆狸(まめだ)のバケル ~オラクル祭太郎(さいたろう)の祭難(さいなん)!! ~』(以下、豆狸のバケル)の Nintendo Switch 版発売日を 2023 年 11 月 30 日(木)に決定しました。予約受付も順次開始されます。また、本日、9 月 1 日(金)より豆狸のバケル第 1 弾トレーラーを公式サイト、Youtube にて公開しておりますので、ぜひご覧ください。

『豆狸のバケル』11月30日に発売決定2

■概要

和風3D アクションゲーム『豆狸のバケル』とは?

日本全国で悪事を働く「お祭り軍団」。平和な日本を取り戻すためにバケルの冒険が始まる!
太鼓の武器と変化アクションを駆使して攻略していく3D アクションゲーム

『豆狸のバケル』11月30日に発売決定_001 『豆狸のバケル』11月30日に発売決定1 『豆狸のバケル』11月30日に発売決定_002 『豆狸のバケル』11月30日に発売決定_003 『豆狸のバケル』11月30日に発売決定_004 『豆狸のバケル』11月30日に発売決定_005

タイトル情報

タイトル :御伽活劇豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~
ジャンル :3D アクション
ラットフォーム :Nintendo Switch
プレイ人数 :1 人
発売日 :2023 年 11 月 30 日(木)
希望小売価格 :パッケージ版 5,280 円税込
ダウンロード版 5,280 円税込
対応言語 :日本語
開発 :株式会社グッド・フィール
コピーライトGood-Feel
公式サイト :https://mameda-bakeru.com/
公式 Twitter :https://twitter.com/mameda_bakeru
第1弾トレーラー :https://youtu.be/3ncizDI0myI

◇会社概要
社名 :株式会社グッド・フィール
代表者 :代表取締役社長蛭子悦延
本社所在地 :東京都品川区大崎 1-6-3 大崎ニュー・シティ 3 号館(日精ビル)9 階
設立年月日 :2005 年 10 月 3 日
主な事業内容 :コンシューマゲームソフトおよびソーシャルアプリの企画・制作・販売

『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』公式サイトはこちら『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』公式X(旧Twitter)アカウントはこちら


(出典 news.nicovideo.jp)


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 イースト・プレスより今年の6月に刊行された書籍『国産RPGクロニクル』を記念して、8月19日に阿佐ヶ谷ロフトAでトークイベント世紀末ゲーマーズクロニクル」が開催された。こちらは、著者の渡辺範明さんに加えて、この書籍の元となるTBSラジオ「アフター6ジャンクション」のプロデューサーをつとめたTBSラジオ橋本吉史さん、DJやプロデューサーとして活躍する音楽家RAM RIDERさんの3名が登壇。それぞれが語りたいゲームを10本ずつピックアップして、フリートーク形式でイベントが進められていった。 

 『国産RPGクロニクル』(イースト・プレス)の著者らが80年代から90年代にかけてのレトロゲームを語りつくす_001
写真左から、RAM RIDERさん、橋本吉史さん、渡辺範明さん。

 ちなみに『国産RPGクロニクル』の刊行記念イベントとしては、7/23に書店B&Bで開催された『あの頃のドラクエとFFと僕ら』に続き、今回が2度目の開催となる。出演者はまったく同じなのだが、ドラクエ/FFの話題に絞られていた前回とは異なり、今回はタイトルにも世紀末ゲーマーズクロニクルとあるように、ピックアップされたゲーム2000年代ぐらいまで、ゲーム機でいうと初代PlayStationあたりのゲームまでの作品がノンジャンルで選ばれている。

 全体を通して3時間を超える長丁場のイベントとなっていたのだが、本稿ではこちらのイベントから一部を抜粋してレポートしていく。

文/高島おしゃむ

イベント『世紀末ゲーマーズ・クロニクル』アーカイブ配信のチケット購入ページはこちら

 『国産RPGクロニクル』(イースト・プレス)の著者らが80年代から90年代にかけてのレトロゲームを語りつくす_002

携帯ゲーム機用RPGという不思議なコンセプトが衝撃だった『魔界塔士Sa・Ga』

渡辺さん:
 一本目に『魔界塔士Sa・Ga』を挙げたのは、色々な意味でこの時代を象徴しているゲームだと思ったからです。スクウェア(現:スクウェア・エニックス)が、すでにファイナルファンタジーを何作か出して人気が出ていた時代に、ゲームボーイ用の完全新作RPGとして作られたゲームが『魔界塔士Sa・Ga』ですね。

 そもそもゲームボーイは、携帯型ゲーム機自体の草分け的存在でした。テレビの前に縛られることなく外でも遊べる「パーソナルファミコン」というコンセプトに衝撃を受けたハードです。そのソフトラインナップはというと、当時小学生だった僕らも「携帯機だからパッと終わらせることができるアクションゲームが主流になるだろう」と思っていました。なのに、スクウェアが完全新作RPGを出してきたんです。「時間のかかるRPGを携帯機でやるの?」と驚きました。つまり「携帯機専用のRPG」というコンセプトの衝撃がまずあったんです。

 そして実際に遊んでみるとドラクエ『FF』とは全然違うスタンスゲームということがわかりました。その違いをひと言で説明するのは難しいんですけど、僕なりの言葉で言うと『魔界塔士Sa・Ga』は すごく“ジャンク”なゲーム なんです。

 世界観も、ドラクエやFFのような作りこまれた仮想世界というよりは、巨大な塔を登っていくとフロアごとに様々な異世界が層上に重なっているという、いわばごった煮。階を登るたびに違う世界に訪れることになるので、いまで言うマルチバース的な雰囲気もあるかもしれません。

 そして塔を登る冒険者たちは、人間やエスパーに加えて、モンスターなんかもいました。ここもごった煮でジャンクな感じですね。武器も普通の剣や盾だけじゃなくて、マシンガンチェーンソーみたいな現代兵器もあって。

 『国産RPGクロニクル』(イースト・プレス)の著者らが80年代から90年代にかけてのレトロゲームを語りつくす_003

橋本さん:
 僕はこの世界観にテンションが上がりました。『FF』がこの後たどっていく、近未来的・SF路線的なものを、すでにここで始めていた感じがちょっとあって。

渡辺さん:
 『魔界塔士Sa・Ga』は主人公たちの風貌も印象的ですね。このパッケージイラストを見ていただくと、コマンド―的なミニタリーファッションをベースにバンダナ&肩パットといういで立ち…マッドマックス北斗の拳なんかにも通じる、これこそ僕の思う「世紀末」感なんです。そういう時代の空気が全部詰め込まれている感じがするから、今回のイベントタイトル世紀末ゲーマーズクロニクル」を象徴するゲームのひとつとして選びました。

橋本さん:
 今までのRPGと違って、アイテムの使用回数が決まっていたり、レベルの上げ方も独特でしたね。あと、ここで僕が覚えたのは「玄武(げんぶ)、朱雀(すざく)、青龍(せいりゅう)、白虎(びゃっこ)」を覚えました。

 あとは15~6階くらいの未来都市ステージで、完全にAKIRAを意識しているであろうスクーターに乗った暴走族っぽいやつらが出てきて朱雀と戦うんです。僕はそこがすごく印象的だったんですけど、ああいう世界で戦うRPGみたいなものは当時なかったので、それがすごくかっこいいと思いました。

 『魔界塔士Sa・Ga』は、戦国的なものや近未来都市ステージ世紀末感があって、それらが特に思い出深いですね。

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渡辺さん:
 ラスボスが「神」という設定も、今では中二病的な定番のシチュエーションになってしまっていると思いますが、この時は新鮮な驚きがありました。ひらがなで「かみ」だけの名前なのも最高ですね。風貌もシルクハットをかぶった普通の紳士で。

橋本さん:
 その「かみ」がいる場所って、横に自分の寝るベッドが1個と椅子が1個置いてあるだけのところなんです。

渡辺さん:
 ミニマリストだね(笑)

橋本さん:
 その姿がちょっと寂しそうなんですよね。だんだんと「こいつ楽しいのかな」みたいに思えてきて。最後は一発でやられちゃうし。

渡辺さん:
 「チェーンソー」で一撃死するんですよね。これは開発チームの意図した仕様ではなかったらしいんですけど、「チェーンソー」や「のこぎり」みたいな「即死効果」のある武器は、普通ボスには効かないように設定しておくはずなのに、なぜか「かみ」には有効に設定さていて…チェーンソーで「かみ」がバラバラになるんです。神殺しチェーンソーで、しかも一撃でできてしまうというこの世界観。まさにジャンク!痺れますよね(笑)

不良に絡まれない安全な環境で遊べることに感動した『熱血硬派!くにおくん』

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RAM RIDERさん:
 1985年、僕が7歳のときに、よしまさくんという友だちが初めて僕と僕の幼なじみゲームセンターに連れて行ってくれたんです。そのゲームセンター喫茶店の延長みたいな薄暗いところでした。

 学校でもゲームセンターに行くのが問題になっいて、担任の先生から「君たちみたいな小学生ゲームセンターに行くことを“カモがネギを背負ってやってくる”って言うんですよ」と言われました。それくらい、簡単にお金も取られると言われている中で、ドキドキしながら最速で逃げられるドアを見つけ、入った瞬間に周りにやばい人がいないかを確認し、初めてゲームセンターに入って遊んだのが『熱血硬派!くにおくん』でした。

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▲画面左がアーケード版で右がファミコン版。

 左がゲームセンターでやったアーケード版で、右がファミコン版です。両方見ると、ファミコン版は同時に描写できるキャラクターの数が少ない。アーケード版では一面のボスの「りき」がにらみを利かせていて、一定数のザコキャラを倒すと出てくるんですけどファミコン版ではそういうことができないので、最大で3キャラくらいしか出てこないんです。

 だけど小学生だった僕がファミコン版を手に入れた時「家で『熱血硬派!くにおくん』を!安全な環境で!お金を投入しなくても!繰り返しできる!」というフィルターを通したことで、このファミコン版の画面がどれだけ輝いて見えたか想像してもらえますか(笑)

 アーケード版の2面はバイクサブキャラが出てきて、さらに同じ画面にボスがいるんですけど、ファミコン版では別のステージに切り替わるまでボスが出てこないんです。でも、小学生だった僕は「許す!」と言ってファミコン版をめちゃめちゃやり込みました。

 『熱血硬派!くにおくん』は操作が特殊なんです。普通に見るとパンチキックをしているように見えるけどパンチボタンキックボタンがあるわけではありません。Aボタンを押すと常に右側を攻撃、Bボタンを押すと常に左側を攻撃をするんです。つまり、くにおくんが右を見ているときはAボタン、左を向いているときにBボタンを押すとパンチするんです。変わった操作なのに、やり込むとめちゃめちゃ気持ちよく操作できます。

 ファミコン版ではアーケード版のジャンプボタンがなかったためABボタンを同時に押すとジャンプができました。それでキックを押すとジャンプキックになる特殊な操作なんです。

 『熱血硬派!くにおくん』はファイナルファイト天地を喰らうといったベルトスクロールアクションゲームの元祖と言われていて、敵を殴ってひるませたり、掴んで後ろに投げるといった要素が全部入っているんです。投げることで後ろにいるザコを倒せるという操作性も一番最初だったと思います。

 この後にダブルドラゴンが出て世界中でヒットしましたが、『熱血硬派!くにおくん』のようなヤンキーの世界観のゲームはほかになかなかありません。

 全部で4ステージあるんですけど、1面のボスは「りき」で、のちに仲間になるライバルです。3面のボスの「みすず」というボスが凶悪で、スケ番みたいなでっかい女の人が出てくるんです。フィジカルだと、みすずが多分このシリーズで最強だと思います。

 最終ステージのボスで出てくるヤクザの組長「さぶ」は、普通にハジキを持っているので、撃たれたら一発で死んじゃったりしてめちゃめちゃ面白いので、ぜひ遊んでみてください!

渡辺さん:
 『熱血硬派!くにおくん』は龍が如くの祖先って感じもしますね。

橋本さん:
 『龍が如く』はシェンムーからの流れもあるけど、僕らの体験としてはくにおくんシリーズの「ゲームとして喧嘩をする」という不良文化のほうも引き継いでいる感じがします。

野球盤の要素ゼロの変わり種野球ゲーム『ファミコン野球盤』

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橋本さん:
 野球ゲームって、いろいろ王道的なものは語られていると思うんです。その中で変わり種の野球ゲームがいくつかあって、『ファミコン野球盤』がそのひとつです。タイトルとは裏腹に野球盤の要素はゼロなんですけどね(笑)

 これ試合の前に準備モードがあるんですけど、チームが資金を1000万円持っていて、いろんなアイテムをお店で買って選手に装備させることができるんですよ。そのお店は4つあって、中でも星一徹っぽいオジさんの店で「まほうのクラブ」という装備を買うと、投手が投げるフォームが変わって星飛雄馬大リーグボールみたいに足をピン!って伸ばして投げたり(笑)

 これで「燃える魔球」や「消える魔球」が投げられたり、ボールが4つぐらいに分身する球が投げられるとか、ありえない魔球が投げられます。普通の野球ゲーにはあまりない要素がすごく印象的で面白かったですね。

RAM RIDERさん:
 パッケージも全体的に権利関係がゆるそうなゲームですね。

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ラグーン語だけじゃない! ストーリーにも感動した名作ゲーム『レーシングラグーン』

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橋本さん:
これは大ネタですよ。今日はこの話だけで時間が終わるかもしれないレベルタイトルです。『レーシングラグーン』は、スクウェア(現:スクウェア・エニックス)から出た、PlayStation用のハイスピードドライヴィングRPGです。走り屋テーマで、横浜を舞台にしたゲームです。

 主人公モノローグで「South YOKOHAMA……」みたいな、3点リーダー(……の部分)の使い方が独特な、世界観が素晴らしいゲームです。これ、数年前の「RTA in Japan」でもプレイされて大変盛り上がってましたが、リスナーコメントが全部 “ラグーン語” になってバズりましたよね。『レーシングラグーン』再評価の流れですよこれは。

 で、話題になったラグーン語はもちろん最高なんですけど、僕はまずゲームとしてすごく良かったと思ってます。プレイしてた当時はそんなにラグーン語で笑うとかはなかったんですけどね。純粋な大学生だった自分は「このゲームめちゃくちゃかっこいいじゃん」って前のめりになってたというか。

 形式としては、RPGレースゲームが融合したオープンワールドという当時すごく斬新なもので。横浜の街を見下ろし視点で車に乗って流すんです。街は割と完全再現されていてランドマークタワー中華街山下公園みたいな場所をずっと流していると車とエンカウントして画面がレースゲームになり野良レースが始まります。そのレースに勝つと相手からパーツを奪えますが、負けると取られてしまう。

 ゲームの斬新さだけじゃなくて、ストーリーもめちゃくちゃ刺さりました。走り屋チーム同士のいざこざから始まるんですが、途中から大企業の陰謀みたいな話になり、先が気になる展開になっていきます。

 話を説明すると、20年以上前なんで完全ネタバレですが(笑)、物語としては20数年前の横浜にめちゃくちゃ速い走り屋がいたけど素性が全然わからず、その幻影を追いかける「走り屋たちの夢の物語」みたいなストーリーなんです。が、主人公の設定が、新人の走り屋として始まるんですが、のちに実は自分が伝説の走り屋だったことがわかる…という、記憶喪失モノというか。
 簡単に言うと、ファイナルファンタジーVII主人公クラウドの逆の設定、みたいな話で、主人公が「俺はまだペーペーの走り屋なんです」と言っても、周りの分かる人から見れば「えっ、伝説のあいつじゃん」ってなる、「逆クラウド状態」に(笑)。そして最後は悪徳企業が開発した危険な薬を使用したレーサーとその陰謀と戦っていく、という重厚なストーリーです。

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渡辺さん:
 『レーシングラグーン』は後にファイナルファンタジーXIIIのディレクションをする鳥山求さんシナリオを書いているんですけど、この頃から独特の作家性がありますよね。

橋本さん:
 先ほども言ったとおり、“ラグーン語” と言われている言い回しがやっぱりいい。

 「South YOKOHAMA…………俺たちのSTREET…………醒めちまったこの街に……………熱いのは………俺たちのDRIVING……」と始まっていくわけですよ。

 こういったクールかつ熱いセリフが多い中でチャーミングシーンもあって。僕が印象的だったのは先輩の走り屋の高級マンションの前に行った時のつぶやきです。

 「KANNAI STATION前の高層マンション… 俺の知らない国の言葉で名前がついてる」
 「舌をかみそうな建物名は 『月光浴の丘』って意味だって聞いたことがある」
 「このマンションの最上階に藤沢先輩が住んでるのさ」
 「俺の部屋にはないものがそこにはふたつある……」
 「……ウォーターベッド同棲中の彼女……」

 3点リーダーを多用して童貞の嫉妬みたいになってるところが最高で(笑)ラグーン語の話ばかりになってしまいがちですが、音楽もすごく良くて。街を流してる時はちょっと静かなドラムベース調の音楽が流れる一方で、合間の音楽はしっかりフュージョンだったり。今聴いてもあまり古びないというか、ダサさを超越したタイムレスなカッコ良さを感じます。バトルの音楽もこの感じでレース気分を上げてくれる。

 『レーシングラグーン』は根強いファンが多いと思うので公式で何かやってくれたら幸せだなあ。

 『国産RPGクロニクル』(イースト・プレス)の著者らが80年代から90年代にかけてのレトロゲームを語りつくす_011

渡辺さん:
 当のスクエニが一番封印しようとしているタイトルかもしれないですが(笑)

橋本さん:
 いやいや、一番かっこいいタイトルですよ。今はネタみたいに語られがちですが、遊んでる当時は全然笑わなかったですから。ゲームの世界に没入しきって自然と「冗談じゃねえ……」と感じるようになってくる(笑)

 「RTA in Japan」でもバズっていたのが、バトル拒否するときの選択肢に「PASSさ……」と出てくるところだったんですけど、これはわかる人にはわかるので、僕も何かを言われたときに「PASSさ……」を使っていきたいです(笑)




(出典 news.nicovideo.jp)


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 スパイク・チュンソフト8月17日(木)、バルダーズ・ゲート3』の日本版をPS5向けに発売すると発表した。発売時期は2023年内とのみ明らかにされている形だ。

 『バルダーズ・ゲート3』は国内外で高い評価を獲得した『ディヴィニティ』シリーズを手がけるLarian Studiosが開発するファンタジーRPG。前作Baldur’s Gate II: Shadows of Amn』から実に23年ぶりとなるシリーズ最新作でもあり、プレイヤーTRPGダンジョンドラゴンズ 第5版』の世界を舞台に冒険を繰り広げていく。


 2023年8月に海外PC(Steam、GOG.comNVIDIA GeForce NOW)が正式リリースされ、Steam上では最大同時接続プレイヤー数は80万人を突破、Steam史上最も人気のあるゲームトップ10に入るなど、広く人気を獲得してきた。

 また8月10日(木)には海外メディアによるレビューの評価を集計して平均化した「メタスコア」が公開され、14件のレビューに基づき「100点中97点」という非常に高いスコアを獲得した。記事執筆時点においてはレビュー数は43件まで増えているが、スコアは変わらず97点を維持している。

『バルダーズ・ゲート3』日本向けのPS5版が2023年内に発売決定1

 このたび、スパイク・チュンソフトから本作の日本版をPS5向けに2023年内に発売することがアナウンスされた形だ。発売時期については2023年内とされており、オフラインでのふたりプレイオンラインでは4人までのマルチプレイに対応する。待望の公式日本語化が行われた本作の発売を、楽しみに待ちたいところだ。

スパイク・チュンソフト『バルダーズ・ゲート3』公式サイトはこちら

プレスリリースの全文は以下のとおり。


『バルダーズ・ゲート3』PlayStation®5版の日本発売が決定!

世界中の Steam ユーザー から 圧倒的 高評価の王道RPGダンジョンズ&ドラゴンズ」の世界で大冒険

株式会社スパイク・チュンソフトは 、 ベルギーLarian Studio s 社が開発する ファンタジー RPGバルダーズ・ゲート3』について、日本版をPlayStation® 5 向けに発売いたしま す。発売時期は2023年内の予定です。

『バルダーズ・ゲート3』日本向けのPS5版が2023年内に発売決定2

バルダーズ・ゲート3』は、高い評価を得た「ディヴィニティ」シリーズを手掛けるLarian Studios社が開発するファンタジー RPGです。本作は、「Baldur’s Gate II: Shadows of Amn」 の続編となる、23年ぶりのシリーズ最新作で、プレイヤーテーブルトーク RPGダンジョンドラゴンズ 第5版 」の世界を舞台に冒険をお楽しみいただけます。

海外では、PC 版 Steam/GOG.com/NVIDIA GeForce NOW が今月発売され、Steam版では、最大同時接続プレイヤー数が80万人以上を記録し、Steam史上最も人気のあるゲームTOP10に入りました。さらに、メディアからも「ディヴィニティ」シリーズを超える高い評価を獲得しています。そのPS5・日本版の販売を、このたびスパイク・チュンソフトが担当いたします。

『バルダーズ・ゲート3』日本向けのPS5版が2023年内に発売決定1

『バルダーズ・ゲート3』日本向けのPS5版が2023年内に発売決定3

ゲームスペック
タイトル バルダーズ・ゲート 3
ラットフォーム PlayStation® 5
発売日:2023 年 予定
希望小売価格:価格未定
パッケージ版・ダウンロード
ジャンルファンタ ジー RPG
プレイ人数:
オフライン 1~2人、オンライン 1~4人
CERO 審査予定
開発:Larian Studios
販売 株式会社スパイクチュンソフト
©2020 2023 Wizards of the Coast. WIZARDS OF THE COAST, BALDUR’S GATE are
registered trademarks of Wizards of the Coast LLC.
©2020 2023 Larian Studios. LARIAN STUDIOS is a registered trademark of Larian Studios
Games ltd. affiliates. All Rights Reserved.
<公式サイト>
https://www.spike0-chunsoft.co.jp/baldursgate3/

PlayStation は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
※その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載されている内容は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

スパイク・チュンソフト『バルダーズ・ゲート3』公式サイトはこちら


(出典 news.nicovideo.jp)


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 株式会社エムツーは、怒首領蜂大往生 臨廻転生』PS4Nintendo Switch12月7日に発売すると情報番組「M2STG生放送2 #6」にて発表した。価格はパッケージ版が7480円、ダウンロード版4950円。限定版が1万780円となっている。

 『怒首領蜂大往生 臨廻転生』は、2002年に発売された『怒首領蜂大往生』および『怒首領蜂大往生ブラックレーベル』を現代機でプレイできるようにする新たな移植作品だ。過去最高の移植レベルを実現しているほか、プラスアルファの要素も加えた作品となることが明らかにされている。

『怒首領蜂大往生 臨廻転生』PS4とNintendo Switchで12月7日に発売決定_001
(画像は「M2STG生放送2 #6」より)
『怒首領蜂大往生 臨廻転生』PS4とNintendo Switchで12月7日に発売決定_002
(画像は「M2STG生放送2 #6」より)
『怒首領蜂大往生 臨廻転生』PS4とNintendo Switchで12月7日に発売決定_003
(画像は「M2STG生放送2 #6」より)

 今回の配信では限定版の情報も初公開。パッケージイラスト井上淳哉先生が描き下ろしているほか、開発者インタビュー設定資料集、復刻インストカード型の基板取扱説明書、さらにサウンドトラックハイパーアイテムのピンバッチが付属することが明らかにされた。

 初回生産特典として、攻略本怒首領蜂大往生 攻略ガイドブック(仮称)』も発表された。同作のスーパープレイヤーによるアーケードモード1周クリアを目指す24ページの内容になっているという。このほか、『怒首領蜂大往生 臨廻転生』はすでに全国のゲームショップ家電量販店にて予約購入を受付中で、各店舗の予約特典も公表されている。

『怒首領蜂大往生 臨廻転生』PS4とNintendo Switchで12月7日に発売決定_004
(画像は「M2STG生放送2 #6」より)
『怒首領蜂大往生 臨廻転生』PS4とNintendo Switchで12月7日に発売決定_005
(画像は「M2STG生放送2 #6」より)

 番組では35分ごろからさらに実機プレイも披露されており、「M2ガジェット」というさまざまな情報を表示するオプションをオンにしてのプレイも披露された。右側のマップガジェットでの位置表示や、ボスの体力UI、2周目に行くフラグを表示するランプや蜂ボーナスの取得状況などが確認できるようになっているという。

「有限会社エムツー公式サイト」はこちら「エムツーショットトリガーズ公式サイト」はこちら


(出典 news.nicovideo.jp)


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 今回紹介するニコニコ動画は、初代『ルーンファクトリー』でバグをフル活用して強引にタイムを短縮していくRTA動画。

 『ルーンファクトリー』は、農場生活をテーマにした『牧場物語』にRPG要素を加えたスピンオフ作品。通常であれば『牧場物語』同様、畑を耕し作物を育てることで生計を立てていくのだが、本動画ではそういった工程はすっ飛ばされる。
 時間を経過させるために一応畑を耕しはするものの、金策の手段となるのは畑に生えていた雑草。料理で素材を選ぶ際にちょっと工夫するだけで、この雑草からレベル229のイカ刺しを作り出すという謎バグで法外な金額を手に入れていく。

 RTA中は謎料理バグのみならず、メニューを開くことで攻撃モーションの隙をなくすテクニック主人公当たり判定を消すことで壁を無視して突き進むバグなど、かなりのパワープレイが展開する。
 スローライフを楽しむイメージのある農場系作品ながら、RTAに使えるバグだけでなく、通常プレイでも困ってしまうパンチの効いたバグなども紹介されており、インパクトに富んだ内容となっている。かつてプレイした人も、初見の人も楽しめる一本だ。約30分の動画3パートで完結するため気軽に見られるのも魅力。


■関連リンク

・動画(『ルーンファクトリーRTAURL
https://www.nicovideo.jp/watch/sm33232798

ゲームやりこみ学会Twitter
https://twitter.com/game_yarikomi

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(出典 news.nicovideo.jp)


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