SIEは、8月24日にリリースした対戦FPS『CONCORD(コンコード)』を手掛けたFirewalk Studiosと、モバイル向けアクションゲームを制作していたNeon Koiの2つのPlayStation Studiosを閉鎖することを公式サイト上で発表した。

SIEは短期および長期的なビジネス目標を確実に達成するために、常にゲームポートフォリオとプロジェクトの状況を精査しており、SIEのスタジオビジネスを強化する取り組みの一環として今回のスタジオ閉鎖の決断が下されたようだ。

『CONCORD』は、独自のアビリティやロールを持つキャラクターで5対5の対戦を楽しめる一人称視点のヒーローシューター。本作はPCおよびPS5にて展開され、10月に配信予定であったシーズン1を皮切りに、新たなキャラクター・マップ、装飾アイテムなどの報酬が追加される予定であった。

しかし開発期間8年かけて作られたという本作はSteamの非公式データーベース「SteamDB」によると、8月24日のリリース日における最大同時接続者数が700人を下回る結果となり、日を追うごとにプレイヤー数は減少。9月6日には、プレイヤーにより良いアプローチが出来るように再検討すべくゲームのオフライン化が決定していた。

今回の発表によると、この数ヶ月多くの時間を費やしてあらゆる選択肢を検討したが、熟考の末、ゲームとスタジオを閉鎖することが最善の道であると判断したという。あわせてPvPのFPSは非常に競争が激しく、常に進化しているジャンルであり、『CONCORD』は目標を達成できなかったとしている。


SIEは『CONCORD』から学んだ教訓を生かし、将来的な成長に向けて引き続きライブサービス領域に取り組んでいくという。今回の閉鎖で影響を受けた人の一部を可能な限りSIEのグローバルなスタジオに配属するとともに、厳しい経済環境においては、収益面も含め、持続可能な成長を進めていくことが極めて重要だと述べている。詳細な全文は公式サイトにてご確認いただきたい。

PlayStation Studiosに関するお知らせはこちらPlayStation公式Xアカウントはこちら


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

ポリコレにすり寄るとこうなりますよ、という見本。これでレイオフ喰らう従業員は気の毒。





コンコードというよりはコンコルドになってしまった。制作期間が短く、制作費が削減できていれば状況は変わってただろうに。制作期間の長さは技術力の無さに繋がるから、不相応のゲームを開発しようとした開発上層部とSIEは罪深い。金でどうにかなると考えたんだろうけど浅墓。


次の就職先ってあるのかしら...コンサルは助けてくれないだろうし