カバー株式会社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」は5月17日(水)、同社のタレント活動における“推し活”の方向性を示す「ホロライブプロダクション サポーターガイドライン」を公開した。
ホロライブプロダクションでは、星街すいせいさんや兎田ぺこらさんらをはじめとした女性VTuberグループ「ホロライブ」のほか、夕刻ロベルさんやアステル・レダさんらによる男性VTuberグループ「ホロスターズ」など英語圏・インドネシア圏を含めた5つのグループを展開しており、データ解析サービスを提供するユーザーローカルの調べによると、グループ全体でのYouTubeチャンネル登録者数は7700万人を上回るという。
今回出されたサポーターガイドラインでは「“世界が愛するカルチャー”の創造を目指す」とするホロライブプロダクションのビジョンを実現するため、価値観や考え方の違いを認め合える世界に変えていき、各タレントのサポーターが自信を持って”推しを推す”ための方法として「“応援して”ほしい」、「“見守って”ほしい」、「“尊重して”ほしい」の3つから構成された指針が示されている。
「応援して」ほしい
成功は当然のものではありません。
頑張っていても、最初は上手くいかないことや、成長に時間がかかることもあると思います。
そんなとき、失敗したことを取り上げるのではなく「頑張れ」「次はきっと上手くいく!」と、応援してください。
その応援が「推し」の心の支えになります。そして、いつか成功が訪れたときには
「おめでとう!」「頑張ったね!」と伝えてください。「見守って」ほしい
「推し」が成長し続けるためには、新しい挑戦が必要です。
新しい挑戦は期待と不安が入り混じるものです。
さらに、その挑戦がみなさまに受け入れてもらえるものかと考えながらも前に進むために精一杯の勇気を出して挑戦をしています。そして、その挑戦は「推し」の新たなステップであり、「新たな一面」にもなります。
挑戦の先に待っている新たな舞台で輝こうとする「推し」のために、その挑戦を見守ってください。「尊重して」ほしい
人は、さまざまな価値観や考え方を持っています。
みなさまのサポートの形も多種多様だと思います。
しかし、どのような形でも、「推し」の頑張りや挑戦を応援したいという想いは同じものです。自分とは違う価値観や考え方を目にすることがあっても、そんなときは、違いを否定するのではなく「そういう意見もあるのか」と、まずは「違い」があることを認め合ってほしいと考えています。
「推し」だけでなく、自分や相手を「尊重」してください。
記載されている内容はいずれも社会を正常に機能させるための基本的な規範・ルールではあるのだが、ことインターネット上では不要なことばを投げかけてしまうことや新たな挑戦への杞憂、異なる考えを持つ人との論争がしばしば起こりがちである。今回公開された“推し活”のガイドラインはVTuberだけでなく別分野のカルチャーにも通じる内容となっているので、ぜひ一度目を通しておくとよいだろう。
ホロライブプロダクション公式サイトの「ホロライブプロダクションサポーターガイドライン」告知トピックはこちらホロライブプロダクション公式Twitterアカウント(@hololivetv)はこちら(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
あ?
まぁ3は特にどんなコンテンツでも大きくなる上で大事なことやな大きくなると絶対色々な人に遭遇するし、最悪認め合わなくてもいいけど触れ合わないようにすることやな
無許諾配信問題みたいなちょっとアレな問題の時にまで無条件で応援して見守れって話では無いですよね?
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