この記事は、Yahoo!ニュース個人に5月1日に掲載された「PayPay 8月から「他社クレカ不可」に悲鳴の声 その理由は?」に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。

【画像を見る】PayPayアプリに他社クレカを設定した様子、「PayPayカード」の詳細(全5枚)

 スマホ決済「PayPay」は、支払い時に選べる決済手段として、8月1日から他社クレジットカードの利用ができなくなることを発表しました。

 この発表を受け、SNS上では利用者から悲鳴の声が上がっています。なぜこのような制限をかけるのか、運営会社に聞いてみました。

●他社クレカは登録・利用不可に

 PayPayの支払い方法としては、銀行から残高としてチャージできる「PayPayマネー」など複数の手段がありますが、クレジットカードを紐付けて使うことも可能でした。

 PayPayアプリコードを読み取って(あるいはお店側の端末から読み取ってもらって)支払うことに変わりはありませんが、実際にはクレジットカード決済になるわけです。

 しかし今回の発表により、8月1日からは他社クレカに非対応となり、PayPayカードが発行する「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」のみ使えるようになります。

 これまでは、PayPayカードならポイント還元があるのに対し、他社クレカではポイント還元がないという差別化がされていました。今回はその差別化が強化された形になります。

 ところで、なぜポイント還元がないのに他社クレジットカードを使っている人がいるのでしょうか。理由としては、そのほうがトータルの還元率が高いとか、管理がラクといったものがあります。

 例えば、筆者の場合、プリペイドカードの「MIXI M」をひも付けています。PayPayの支払いに使ってもポイント還元はありませんが、MIXI Mへのチャージ手段によってはポイントや年会費無料などの特典を得られます。

 あるいはd払いや楽天ペイなど、複数のアプリに同じカードをひも付けておけば、一元管理することができました。ポイント還元にこだわらず、自分が使いたいカードを使えることに魅力を感じていた人もいると考えられます。

 これとは別に、ソフトバンクワイモバイルの契約者が使える「ソフトバンクワイモバイルまとめて支払い」についても、8月から変更があります。

 PayPayへのチャージにまとめて支払いを利用すると、毎月の携帯料金と合算で請求されるため、携帯料金を支払うクレカポイントを得ることができました。

 しかし8月1日以降は、毎月初回のチャージのみが手数料無料となり、2回目以降は税込2.5%の手数料がかかることになります。

 毎月1回は無料でチャージできるので致命的な変更ではないものの、今後は多めにチャージしておき、毎月減った分を足しながら残高を維持するといった使い方になりそうです。

 2つの変更に至った経緯について、PayPay広報部は「社内で協議し総合的に検討した結果、今回の発表をさせていただきましたPayPayではPayPayカードとの連携を強化しており、『PayPayあと払い』をご利用いただければ、残高チャージ不要で、PayPayポイントもより多く付与され、PayPayで当月に利用した金額を翌月にまとめて支払えます」と説明しています。

 デビットカードプリペイドカードも同様に使えなくなるとのことから、金融包摂の点からも利用者に厳しい変更といえますが、PayPayカードを持たない人向けには「銀行口座からのチャージやセブン銀行ローソン銀行からの現金でのチャージなどをご利用いただければと思います」(PayPay広報)と案内しています。

PayPayカードに誘導したいのは分かるが……

 PayPayはこれまで赤字覚悟でユーザーを獲得してきたこともあり、いよいよそれを「回収」する段階に入ったのではないかという見方があるようです。

 PayPay側は他社クレカを使われた場合、決済手数料を負担していたと考えられます。その上で、利用スタイルによってはPayPayカードよりも他社クレカのほうがおトクだったり、便利だったりする場合があるというのは「不都合な真実」だったといえます。

 それを是正し、本来あるべき姿に戻ろうとしている印象はあります。ただ、こういう場合にはPayPayカード自体の魅力を高めることで、PayPay利用者が自然とPayPayカードを選ぶような施策を期待したかったところです。

 そういう意味では、今回の変更は他社クレカを使えなくすることで利用者を追い立てる形になっており、これがユーザーの心理にどのような影響を与えるのか気になるところです。

●書き手:山口 健太(やまぐち・けんた)

1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

ヤフーニュース個人:「ITジャーナリスト2.0 山口健太」

Twitter:@yamaguc_k

公式Webサイト:山口健

PayPayのオフィス


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

ペーペー(下っ端という意味)がエラそうにw





他社クレカ使いに便利だったんだが、これを機にもう一枚カード作る気にもなれないからサヨナラかなぁ


クレカ持ってんならクレカでよくね?むしろペイペイみたいなサイトにクレカ登録することの方が危険だと思うが。


そりゃ最終的には全てがSB系になるよ、そういう手口だもの。最初は赤字垂れ流しでも人を集め逃げ出さないよう少しづつ少しづつ囲い込んでいき、最終的に金の流れがSBに支配される。そうなるとSBの天下になりどんな理不尽なことになっても抜け出せなくなる。SBGとはそういう会社


ヤフー系は、すぐサービスやめたりするからあまり使う気になれん。それにバーコード決済は、いちいちスマホ開いたり通信したりして手間かかるのでsuicaやquicipayとかのタッチ決済のが使いやすい。


ポイント運用開始してからずっとマイナスだし手持ちの、マイナポイントで貰った分使い切ったらもう2度と使わないだろうな


持ってるだけでスパムメール送ってくるYahoo!がなんだって?


そっかぁじゃPayPayカード作るかぁ・・・なわけねーだろ!


普段から使わんけどじゃあクレカでいいよねってしかならんよな


デメリットだろうが、機器のトラブルだろうが、災害時だろうが、こういう話を聞くとやっぱ現金が最強だなって。宣伝時に良く言われる支払いのもたつきだって、普段から硬貨の整理してればそれほどだ*


ペイペイカード以外でPayPay使う理由自体無くない? 他のクレカじゃポイント低いし、PayPayなんか使わず普通にクレカで決算すりゃいいだけじゃん。


信用できる電子決済がないので私は現金一択です


自分は田舎住みだし町にPayPay対応のお店もそう多くないので今後も作る必要は無さそう。


なぜ電子マネー作らせたがるのか知ったら作らなくなるよw特があるように語るけどさ


ペイペイは支払い時に金額入力する時点でコレジャナイ感がした。最終的にid機能のあるデビットカードとスマホでクイックペイも対応可能なクレジットカードの2本持ちにたどり着いたかなぁ。タッチが楽だとおもった。QRコードはタッチができない時の二次手段でしかないかな。


クレカタッチは大分浸透してきたけどそれでも当分はバーコードが多いだろう。PayPayはポイント優位とクレカ登録無くなったら他に散るんじゃないかな


これがSBGのやり口だよwお前らまだヤホーアカウントなんか持ってるのかよw


一度作ったアカウントわざわざ捨てる処理なんてしないからなあ。何年も触ってさえいないから消されてるかもしれんけど